2014年5月11日日曜日

基板作ってみた 2014/05/11

どうも、最近暑くなってきて半袖で居ることが多くなった
dominoです。
今回は転写紙を輸入して使ってみるということにチャレンジしてるので
転写紙の使い方も兼ねて
記事にしてみました
少し長いですがご了承ください

















右が転写紙です
左は普通紙
転写紙はつるつるした面に印刷してください
ちなみに僕の環境だと紙がレーザープリンタに詰まって
大変な事になったので、打開策として裏に白い紙を貼り付けました。

 

















EAGLEでちょちょっと作った基板を裏面 表面で印刷
片面の方は片面だけ印刷しましょう。
なお、反転作業などが必要なのでミスっても僕は責任取れません

















レーザープリンタで印刷します。
レーザープリンタで印刷します。
大事なことなので二回言いました。

















印刷出来ました。

















トレース台を用意します。
なお、この工程は両面基板でしか使わないので片面の方は飛ばしてください

















気合で合わせましょう。
合わせたらノリなどでずれないように1辺にのりづけをしましょう

















次に基板を用意します
汚いですね。

















クエン酸を溶かした水に漬けます

















なんということでしょう。
あんなに汚かった基板がこんなに綺麗になりました

















あとは、転写紙に挟んで(この時にずれても責任は(ry

















ラミネーターに通します。

















にょろーーん
ウネウネヾ(°ω。ヽ≡ノ。ω°)ノ゙

















一回通すと紙が基板に接着され始めるので、時間短縮のために周りをカットします。

















4~5回ほど通せば確実です。
横着しないようにしましょう。

















あとは、剥がすだけですが、
1分ほど基板を冷ましましょう。
それから、ペリペリ―っと剥がせば
転写されてるはずです。
ミスっても慌てずに何度でもやり直しましょう。
トナーはアセトンや紙やすりで落とせます。

















転写できました。
この時気づくかもしれませんが
細いパターンが少し広がってるのがわかります。
問題はないですが
QFNなどの細かい基板を作るときは注意してください。

















あとはエッチングするだけです
ドボン!
















ちょこちょこ確認しながらやります。
















溶けてきました。

















こんなかんじになればおkです。
最後は引き上げて確認して
足りないならもう少し漬けるといいです。


















あとは基板をよく水洗いして
紙やすりやアセトンなどでトナーを落とします。
















コレで完成です。

















透かしてみると、穴の位置もピッタリ!
というわけで、両面基板のできあがりです。
どうですか?
あなたも基板が作りたくなってきたと思います。
この転写シートは1セット100枚500円で取り扱い始めました
欲しい方はTwitterかコメント欄でお願いします。
それでは次回はこの基板を使ってあるものを作ります。
では


追記2014/05/20
販売価格について
海外からの輸入なので送料がものすごく高いので
初回限定価格だけ500円にさせてもらいました。
というか、大損しました。
今後は1500円1480円で対応させてもらいます。
よろしくお願いします。

追記2014/06/25
妙楽堂電子パーツさんのところ転写紙を委託販売を始めました。
こちらです。
値段はずいぶん高くなってしまいましたが。
今後もよろしくお願いします。

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